地域のコマリゴト。
都心から約90分!アクセス良好の神奈川県足柄上郡大井町。足柄平野の高台に位置し、富士山や箱根連山、丹沢山塊の展望を望む2千年続く里山があります。天気のいい日には、相模湾が望めます。温暖な気候であるため、多くの果樹や農作物も収穫ができます。豊富な伏流水のおかげで町内には2つの酒蔵もあります。また、ここには縄文弥生から続く暮らしがあるのです。樹齢400〜800年のシイやカシの大径木が点在し、約2400年前の地層から炭化米も発見されました。今も、里山では田んぼが行われています。大井町は、古来より続く農耕社会がしっかりと根づいている地域なのです。
しかし昨今、暮らしを危ぶむ課題が山積しはじめました!大井町も例外ではなく少子高齢化の波が打ち寄せています。農村の多くは「市街化調整区域」であるため、新たに家を建てることもできません。農家の担い手不足も追い打ちをかけるように農地荒廃を進行させています。
しかし昨今、暮らしを危ぶむ課題が山積しはじめました!大井町も例外ではなく少子高齢化の波が打ち寄せています。農村の多くは「市街化調整区域」であるため、新たに家を建てることもできません。農家の担い手不足も追い打ちをかけるように農地荒廃を進行させています。
[竹林]が[竹藪]に。
昔は竹林と共に暮らしがありました。竹は、籠や笊、箒などの日用品や建材、食材(筍)としても活用していました。しかし、高度瀬経済成長とともに、プラスチックなどの代替材が台頭することで、竹が材として利用されなくなりました。さらには、農家の人手不足などで竹林管理にも手が行き届かなくなります。
こうして放置された竹林は、竹藪へと変貌しています。竹藪化すると、雨水が浸透しにくくなると共に、土砂災害や土壌崩壊の可能性が高まります。また人里近い竹藪にイノシシなどの野生動物の棲家にもなり、畑の作物を食べに来る獣害と化してしまうのです。
こうして放置された竹林は、竹藪へと変貌しています。竹藪化すると、雨水が浸透しにくくなると共に、土砂災害や土壌崩壊の可能性が高まります。また人里近い竹藪にイノシシなどの野生動物の棲家にもなり、畑の作物を食べに来る獣害と化してしまうのです。
竹林整備隊を結成、援農隊メンバーを募集!
こうした課題に立ち向かうべく、1-2月の「竹林整備隊」を結成することにしました。荒廃していく地域の竹林を巡り、順々に整備していく援農隊員を募集します!竹林整備に適した時期は、竹を材として活用することを考慮し、竹が水分を吸い上げなくなる冬場に実施します!
はじめての方も安心!地元の指導者が丁寧にご指導いたします。お昼はおむすび弁当や温かいものをご用意します。地元の方との交流の場をお楽しみください。もちろん、伐採した竹は、材としてお持ち帰りいただくことも可能です。仲間と共に地域の課題に一役かっていただける援農隊員のご参加をお待ちしてます!
はじめての方も安心!地元の指導者が丁寧にご指導いたします。お昼はおむすび弁当や温かいものをご用意します。地元の方との交流の場をお楽しみください。もちろん、伐採した竹は、材としてお持ち帰りいただくことも可能です。仲間と共に地域の課題に一役かっていただける援農隊員のご参加をお待ちしてます!
求む。援農隊メンバー
マダケの
タケノコのコト。
竹藪が竹林に戻ると、風通しがよくなり、陽が差し込んで筍が出てきます。一般的な筍は、「モウソウチク」という種の竹ですが、今回整備する竹林は日本原産も言われる「マダケ」の竹林です。なかなかお目にかかることのない筍の復活を目指して一緒に汗を流しませんか。